皆さん、こんにちは。昭和世代の正直不動産コンシェルジュこと早稻田愛輝です。 このシリーズでは、卒業した政経学部の話題をお届けさせていただきます。
ある日の午後、二十代前半という若い不動産営業マンのNクンが飛び込みで、我が正直不動産の事務所を訪ねてきました。不動産、建築、生命保険営業ではしばしば見られる光景です。
不動産取引は、売主・買主、貸主・借主、いずれも人対人の関係であり、まさにご縁ものです。想像もつかないところで、売主のAさんと買主のBさんとが繋がったりします。ご縁を もたらしてくれる可能性については、決して蔑ろにしてはなりません。よって愛輝は、よほど業務が立て込んでいる場合を除き、飛び込みの面談に喜んで応じることにしています。
その時は、不動産業界の話題として、たまたま三井不動産さんが明治神宮外苑で進めている再開発事業に話が及んだことから、「神宮球場には、大学野球の応援で出没しましたよ、懐かしいですね。」とふと漏らしたところ、何と、Nクンもそうだと言います。
そう、偶然にも、彼は、早稻田大学卒の同窓で、神宮球場には早慶戦の応援で何度か足を運んでいたとのこと。以降、すっかり二人は世代を超えて打ち解け、学生生活の思い出を語りあう楽しいひとときとなりました。
別れ際、事務所から退出するというタイミングで、突然Nクンが質問してきました。「愛輝先輩、先輩が卒業された政経学部は、昭和の時代もすごかったのですか?」
咄嗟のことで、彼が何を言っているのかよく理解できず、質問を無視する形でそのままNクンを玄関から送り出してしまったのですが、その後、彼の質問を反芻してみました。
察するに、平成末期から令和にかけて受験期と大学生活を過ごしたNクンとしては、自分が産まれるはるか昔の昭和の時代の政経学部の ①入試合格難易度 ②学内における立ち位置 について、興味があったのかも・・と合点しました。
Nクン、別れ際の質問について、その場では無視してしまい、申し訳ありませんでした。昭和の時代の政経学部について、思い出した内容や、調べてみた内容を、今後、その2以降の続編で報告させていただくので、どうぞお許しください。(→「先輩、政経学部は昭和の時代もすごかったのですか? その2」に続きます)